吾妻高湯温泉 安達屋


名 称 吾妻高湯温泉 安達屋
住 所 〒960-2261
福島県福島市町庭坂字高湯21
電話番号 024-591-1155
位置座標 東経 140°18′28″6
北緯  37°44′57″9
アクセス JR福島駅より、県道70号を吾妻高原方面へ約17Km

料 金 平日 日祝
大人 700円 700円
小学生以下 400円 400円
3歳未満 無料 無料

営業時間 平日 日祝
営業時間 10:00〜14:00 10:00〜14:00
受付終了 13:00 13:00
休業日 年中無休

泉 質 酸性−含硫黄−カルシウム・アルミニウム−硫酸塩泉(硫化水素型) 低張性
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、やけど、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症

浴 槽 男女別内湯、男女別露天風呂、女性専用露天風呂、混浴露天風呂、寝湯、打たせ湯、貸切湯
シャンプー 無料
ボディ
シャンプー
無料
タオル 200円で販売
バスタオル 500円で販売

付帯施設 休憩スペース、お土産コーナー、温泉旅館
イベント 特になし
コメント 仙台駅前でレンタカーを借りて目指すは福島県の飯坂温泉。
前日から今朝にかけて大量に雪が降ったので、道路は圧雪かシャーベット雪でいずれにせよまともに走れないだろうし 時間もかかるだろうから吾妻高湯温泉には行く予定ではありませんでした。
ところが積雪そのものは20cm近くあったものの道路上には雪はなく、 天気も快晴に恵まれ、予想の半分の時間で福島についてしまったとなれば、 急遽予定変更。行って来ました硫黄泉。

硫黄泉と言っても館内の分析表には「含硫黄−カルシウム・アルミニウム−硫酸塩泉(硫化水素型)」と書いてあるので 一見「硫黄」はおまけでついてる「硫酸塩泉」に見えますが、掲示用新泉質名としては「硫黄泉」です。
旧泉質名で「含石膏明礬硫化水素泉」と書いた方が硫化水素が主成分で石膏(カルシウム)と明礬(アルミニウム)が副成分だということが感覚的に理解できるので、 硫黄泉ファンとしては新泉質表記はただちに廃止せよと激しく主張したい。

ってな戯言はさて置き、施設に到着する1Km手前から既に硫黄の香りが漂ってきます。はやる気持ちを抑え、 先ずは2階の不動の湯と言う内湯へ。源泉温度45度の温泉がかけ流され見事に白濁しています。
酸性泉だからなのかヌルヌル系ではありませんでしたが、ちょっと熱めのお湯は身体にじんわり染み込んで 本当に万病に効きそうな最高の浴感です。酸性なのでピリピリするのかと思ってたのですが特に感じなかったなぁ。

内湯を出て、更衣室の別の出口から大気の湯と言う露天風呂へ。
雪の壁の小道を寒さに震えながら20m程進んだ先に混浴露天があります。 女性更衣室からは目隠しで区切られた女性専用露天区画を経てこの露天に入ることができ、 お湯も白濁しているので混浴も楽勝・・・ではないようです。 というのも混浴との境のあたりはとにかく浅い。足首ぐらいまでしか深さがありません。 女性専用露天から肩口まで白濁したお湯につかったまま混浴エリアに行けてこそ、お風呂そのものが繋がってる意味があると思うのですが・・・
しかもその辺りには女性専用露天出口を監視するかの様に寝湯が配置してあります。設計に意図があるのでしょうか? 実際その寝湯をずっと占領していたおっさんも居ましたが女性は一人も入ってきませんでした。残念!

その先の打たせ湯あたりでようやくひざ下程の深さになるが、この辺もどうにも温い。 洞窟風呂というU字型トンネルを見ながら一番奥にたどり着き、ようやくのんびりと入れる深さになった。 ここでも温度は体感で40度以下でちょっと温め。源泉が掛け流されている付近で適温かな。

内湯でも思ってたけど、お湯はうっすらとグリーンがかってて、露天で太陽の下で見るとよりキレイです。 お湯の中には湯の花といういより、卵の殻を細かく砕いたような白い破片が浮遊してます。
浴槽の底にはそれが沈殿していて、手についた白い粉を見てると小学生の頃それでふざけてて思い切り怒られた運動場のライン引きの粉を思い出します。
この粉は硫黄の香りも染み込んでいて、粉をすくって両手ですりすりしてたら、この先入る3つの温泉を経ても尚、手には硫黄の香りが残ってました。 着てたトレーナーにもその香りがまだ残っていて、この香りだけでごはんが食べられそうです(w

1階には薬師の湯と言う小さめの浴槽の男女別露天風呂があります。ここは更衣室前が露天浴槽なので、大気の湯の様に裸で走らなくてもいいけど 更衣室も露天なので温泉で十分に暖まらないとやっぱり寒いかも。

休憩スペースには暖炉と囲炉裏があって良い雰囲気です。
入浴には1時間の時間制限があるので要注意。1時間なんて気持ち良さであっと言う間に過ぎ去ります。 硫黄と反応して速攻で真っ黒けになりますので銀製品にも注意が必要です。プラチナは大丈夫でした。

お湯が良いだけに、浴槽の深さをもっと普通の深さにして、フロントの無愛想さがもうちょっとマシになれば満点です。

下駄箱 脱いでおくだけ
脱衣室ロッカー カゴのみ(貴重品はフロントに預ける)
リンク http://www.naf.co.jp/adachiya/
最終更新日 2005年3月5日

外観 入口
内湯 露天風呂への道
混浴露天風呂 男女別露天風呂