温泉以外日記:ページ11


2005/01/08 週間モー○ングの温泉マンガ
温泉以外日記と言いながら温泉の話題になってしまいますが、週間漫画雑誌モ○ニングの2005年6号に 読み切りで「風呂人」という温泉マンガが載ってました。
「秘湯ファイル其之一 鬼ヶ城 火口の湯」と書いてあったので、評判が良ければ連載になるのでしょう。 まだまだ温泉ブーム真っ最中なので多分、好評を博し連載になるだろうなぁ。

原作者の大原利雄さんは 「命からがら―誰も行けない温泉」 「誰も行けない温泉前人未湯」 「誰も行けない温泉 最後の聖泉」 などの温泉本を刊行し有名になった「露天風呂評論家兼写真作家」なので期待して読み始めたら・・・
そりゃ温泉は源泉掛け流しが良いに決まってます(十分な湯量が掛け流されている前提)でも街中の循環濾過再利用している温泉を 「熱いプールに入っているようなもの」とはあまりにもヒドイ言い方ですな。「殺菌の為に大量の塩素を投入」とは限りませんよ。 最近では塩素を使用しない殺菌方法も開発されています。

「ちゃんとした温泉はほぼ間違いなく飲泉できます」とも書いてある。 酸性泉は飲むと歯が溶ける危険性があるし、含鉄泉も貧血症以外の人は飲まない方がいいし、明礬泉は飲用不可としている所は多いし 硫黄泉は下痢の人は更に下痢するし、強食塩泉は高血圧症の人が飲むと悪化する人もいます。
ちゃんとした温泉で浴用に適しても 飲用には適さない源泉はいくらでもあるのに・・・

小学館から出版した「誰も行けない温泉」シリーズのネタを講○社の○ーニングで漫画にしたのだから、多少編集者のアレンジも 入っているのだろうけど、良く売れている雑誌でテキトーなことは書いて欲しくないもんです。