温泉以外日記:ページ22


2006/04/22 サイパン旅行1日目
愛知万博に行ってすぐ、仕事が再爆発したもんで会社に監禁状態となって早や数ヶ月。
正に死ぬほど働いて、過労死寸前になりながらもなんとか終了したので、溜まりに溜まった代休の一部を消化して1ヶ月間休みを取ることができました。
この機会に休養も兼ねて海外旅行でもということで、ずっと行きたかったサイパンに行くことになったんだけど、GW前の安い時期に間に合わすべく、少ない準備期間でてんてこ舞い。

何はともあれパスポート。新婚旅行でニューカレドニアに行って以来、早10年。申請からやり直しです。 申請方法を調べて、申請書を貰いに行って、戸籍謄本を本籍地に取りに行って、写真を撮りに行って、 本人確認用に運転免許証を用意して、ハガキを買いに行って、前のパスポートを探し出して、ようやく申請。 申請は代理申請が可能らしいけど、受領するには本人が行かねばならんらしい。やっぱりというか当たり前というか旅券事務所は基本平日のみ。 まっとうな会社員は普通行けません。この類の行政サービスは土日に対応してこそのサービスだと思うんだけど、どうにかならんのかなぁ。 行政改革を謳うのなら、こういう生活に密着した行政改革もして欲しいもんです。次期福田内閣(予想)の時でいいですから。

ちょっと前に「IC旅券」に変更されたそうです。外観は表紙の「PASSPORT」の字の下に、IC旅券を示すマークが増えただけだけど、 中にICチップが埋め込まれた硬いページがあるので以前のようなふにゃふにゃ感はありません。その代わり冊子が曲げられないため、 ページをパラパラとめくることはしにくくなってます。

ルックJTBでギリギリ申し込み完了。6日間コースを申し込んだけど、 関空出発は(セントレア出発も同じらしい)初日の夜に出発し、最終日の朝に帰国の途につくため実質4日。 JALが撤退したからこんな妙なスケジュールらしいんだけど、なんか損した気分です。

サイパンではレンタカーに乗るつもりなのでネットでググったら、日本の運転免許証だけでもOKらしい。 でも別のサイトでは国際免許証があると便利と書いてある。何が便利なん?と思いながらさらに検索。色々書いてあるけど意見が二分してる。
判断不能なので念のために国際運転免許証取りに行くが、申請して出来るまでに1時間も待たされた割には何かしょぼい。 厚紙に写真を貼った程度の国際運転免許証を発行するのに1時間もかかるなんて、この類の行政サービスは・・・以下略。

数年前にCITI Bankにドル立てで預金しておいた口座を解約して、現金とトラベラーズチェックを準備する。 円安差益で約6万円も儲かった計算。うれし。
残る日々でサイパンの調査。とりあえず「地球の歩き方」というガイドブックが一番いいだろうと思って近くの本屋に買いに行くとサイパン編だけない。
レジで聞いたら入荷に1週間もかかるらしい。1週間後ってもう出発してまんがな・・・

仕方がないので別の大型書店に行く。げ、ここにもサイパン編だけない・・・
もう1件・・・グアム編ごとない・・・ もう1件・・・地球の歩き方シリーズそのものがない・・・GW前だし手近なサイパンを予定してる人が多いのかなぁ。

最後、個人書店に行く。ここでなかったらあきらめようと思って行ったらようやく発見。 5件も本屋をさまようなんて、こんなことなら右のバナーをクリックして、Amazonで買っとけば良かったなぁ。(宣伝w)

いよいよ出発当日、愛車を駆って関空へGO。予定より30分も前に到着したけど、事前に予約しておいた「関空&伊丹パーキング」のおじさんはもう来てくれていた。
おじさん曰く。「ここ2、3日、サイパン行きの飛行機、飛んでまへんで。今日は飛ぶとよろしいなぁ」
えええええええ!!!挨拶もそこそこにおじさんに車のキーを預け、代理店カウンターへ急ぐ。受付のお姉さんは「今日は飛んでますよ」と微笑む。 今日は?そんなにええ加減なんかいなと思いながらも、無事出発できそうなんで一安心。スーツケースを預け、税関を通り、待つこと2時間。 手荷物チェックでライターを没収されるので、タバコを吸うにも困る中、搭乗手続き、ようやく離陸。あぁ疲れた。